今、日本では豚肉を食す、という行動は当たり前のことのように思えますが、
我々が当たり前に普段から口にしている豚肉が食卓であなたの口に運ばれるまでどんな道筋をたどってきているでしょうか。
私たちの仕事は普段豚肉を当たり前に食べている皆様の日常のその『当たり前』を創る仕事をしています。
当たり前にあるもの、それは食べ物であったり、着ている服であったり、住んでいる家であったり。色々なものがあります。
しかし、その当たり前を作り上げるためにそれぞれのプロフェッショナルは
きっと私たちには知りえない技術や情熱を持って取り組んでいることと思います。
養豚業もその皆様の普段から豚肉を口にできている当たり前を創り上げる仕事です。
当然覚えなければならない専門的な技術は沢山あります。
ですが養豚業においては、もう一つ大切なことがあります。
それは養豚業という仕事は食に携わる仕事であり、突き詰めれば命に携わる仕事でもあるということです。
私たちにとって命に携わるとは、
我々が作った豚肉を安心、安全に、美味しく日本のどこかの食卓で食べてもらうという『当たり前』を創る大きな責任。
そして豚という命を育て育む責任を負うということです。
そういった大きな責任を持ちながら私たち養豚家は日々の仕事に従事しています。
責任があるということは大きなやりがいであり、その大きな思いが豚を大切に育てていくという意識に繋がっています。
これからも私たち細川農興は毎日丁寧に豚と向き合い、美味しく安全な豚肉を皆様の食卓に届ける努力を惜しまず進んで行きます。
常務取締役 細川 拓也