Page TopPage Top



豚の糞尿や飲み水の飲み残し、豚舎洗浄により排出される水など、養豚管理上必ず出てくる汚水は三次処理まで行い徹底的に浄化作業を行います。一次処理で固形物と処理水に分離を行い、固形物はたい肥化処理を行います。処理水はエアレーションをかけ、酸素を送ることによって処理水の中の有害物質を除去します(二次処理)エアレーションをかけた処理水は膜処理と呼ばれる二次処理までに除去できなかった細かい固形分や成分を特別な処理膜を通して除去をし(三次処理)水質基準をクリアした上で用水路へ放流しています。
定期的に浄化水は自主検査をし、間違っても基準に満たない処理水は放流しないように細心の注意をはらっています。

豚の寝床には約50~60㎝程おが屑ともみ殻を混合した敷料を敷き、飼育しています。寝心地は柔らかく、自分の好きな体勢で寝ることができる広いスペースを確保してあるので豚のストレスも少なく、定期的に敷料を入れ替えてあげることによって臭気も大きく抑えることができます。また、浄化槽を正常に稼働させることによって、汚水からでる臭気も少なくなるようにしています。

餌には腸内細菌を整え、有害細菌を抑制する効果のある特別な菌性の添加剤を混合しており、豚の免疫力の向上、豚肉の肉質向上にも寄与しているほか、下痢などの消化器関係の疾病予防にも効果があります。
他にも、腸内細菌を正常化させることにより、排泄物の臭いも格段に少なくなり、畜舎内の臭気対策にも大きく効果を発揮します。